MENU

京都館

京都市と大正大学がタッグを組んで情報発信!
「京都館 すがものはなれ」誕生

新しい京都館のあり方を探る「京都館プロジェクト2020」。都内の様々な場所で展開しているが、そこに新たな“場”が加わった。東京都豊島区巣鴨に誕生した「京都館 すがものはなれ」だ。11月初旬には「首都圏における京都の情報発信を通じた地方創生の推進」について、京都市と大正大学が協定を締結。学生が主役となって京都の情報を発信する同店の魅力とは!?

京都の魅力を「おばあちゃんの原宿」から発信

巣鴨にキャンパスを構える大正大学は、地元商店街と「コンソーシアムすがも花街道」を設立して,巣鴨の商店街内で、東北地方、北宮崎、そして京都とそれぞれ地域のアンテナショップ「座・ガモール」の運営にあたっていた。そして、京都市との協定の締結を機に,京都のアンテナショップである「座・ガモール2号店」をリニューアルした。それにより、京つけもの西利、京菓子井筒八ッ橋、野村佃煮、福寿園など京都を代表する食のラインナップをより充実させ、11月2日に「京都館 すがものはなれ」が誕生した。

同店の1階では京都の若手職人の工芸品や、上述した京都ならではの食を販売する一方で、歌舞伎に関連した商品も取り扱い、日本文化の魅力も伝えていく。さらに、これまで倉庫として利用されていた2階は京都をより深く学ぶワークショップやサロンイベントを開催するほか、若き匠たちの伝統工芸品の展示なども積極的に行う空間として活用するという。
また、オリジナル商品「あちこちもち」も開発中。これは、京都『井筒八ッ橋』をはじめ山形米沢『菓子司・永井屋』、九州延岡『虎屋』など各地の名店の監修、協力のもと製造中の和菓子で、12月に販売予定。今後同店の目玉商品になりそうだ。
こうして、京都の文化、観光、産業などの資源を活かした情報発信を通して、産業振興や学生の人材育成、まちづくりなどのあらゆる分野において協力関係は一層深化される。
京都館館長の小山薫堂氏も、協定式当日にはビデオレターで「『京都館 すがものはなれ』を通して、東京・巣鴨の人々が京都っていいなと思ってもらえる場所を目指したい。逆に京都の人が巣鴨に来たときは、巣鴨って素敵だなと感じてもらえたら」とWIN-WINの関係構築に期待を寄せていた。
 

地域創生の生きた学びをこの店で

協定式当日に「京都館すがものはなれ」としてリニューアルオープンとなった同店では大正大学の学生たちが袴姿で出迎え、「京都のおもてなしの心を学びながら、社会勉強もできるのでとても楽しいです」と笑顔で語った。西巣鴨に校舎をかまえる大正大学は、2016年に地域創生学部を新設し、教育の一環として全国各地の連携自治体で約40日間に渡る地域実習を実施。「京都館 すがものはなれ」が地方で学んだ学生たちの実践の場にもなる。
 

大正大学の学長・大塚伸夫氏(写真・左)は、「大学4年間で、社会に出てやっていける力をここで身につけてほしい」と語る。実際、「京都館 すがものはなれ」では学生たちがショップ運営にも関わるため、流通やマーケティング、接客などが生きた現場で学べるのだ。京都市長・門川大作氏(写真・右)も、「交換留学のようなかたちで京都の学生たちにもぜひ巣鴨で学んでほしい」と学生の交流にも協力を惜しまない姿勢だ。

あそこに行けば、京都がわかる。そんな、京都ファンにとって待望のショップ「京都館 すがものはなれ」。ぜひ一度足を運んでほしい。

 

◯インフォメーション
京都館 すがものはなれ(座・ガモール2号店)

東京都豊島区巣鴨3-38-1
営業/10時30分〜17時30分(水曜日定休)
※4のつく日(4,14,24)は営業し,その翌日休業
電話/03-5972-1822