My Local Guide Kyoto

哲学の道

哲学の道
哲学の道
「歩けばひらめく哲学の道」

僕は高校時代から哲学の道が大好きです。
高校は熊本ですが、京都の大学に行きたくて、しょっちゅう京都に来てました。哲学の道が好きな理由に、中原中也が好きだったから、というのもあるので、京都に来た時は中原中也が過ごしたと思われるような場所と哲学の道をずっと歩いたりしていました。
歩き続けて30年以上。最近整備されて綺麗になり、歩きやすくなりました。夕暮れ時に市バスの 100番か5番に乗って哲学の道まで行くんですが道沿いのお店がまた良質です。イタリアンのmonk、蕎麦屋の十五(じゅうご)、炭火焼きの梨門邸などなど。
おすすめの時間帯は、早朝か夜。早朝は誰もいなくて本当に気持ちいい。カメラが好きなんでいつもカメラを携えて歩いてます。“哲学の道”って言うからには歩きながら考えると、良いアイデアがひらめくような気がするんです。京都の暮らしの中によそ者が入り込むところに僕は魅力があると思います。

哲学の道

住所:〒606-8406 京都府京都市左京区浄土寺石橋町付近

My Local Guide Kyoto #07

小山薫堂さんおすすめの京都ローカルガイド10|通な京都の歩き方

放送作家/脚本家/京都館館長 小山 薫堂
放送作家。脚本家。京都芸術大学副学長、京都館館長、下鴨茶寮亭主。日本大学芸術学部放送学科在籍中に放送作家としての活動を開始。「料理の鉄人」「カノッサの屈辱」など斬新なテレビ番組を数多く企画。脚本を担当した映画「おくりびと」で第32回日本アカデミー賞最優秀脚本賞、第81回米アカデミー賞外国語部門賞を獲得。執筆活動の他、地域・企業のプロジェクトアドバイザーなどを務める。熊本県のPRキャラクター「くまモン」の生みの親でもある。

京都に何度も足運んでいらっしゃる小山薫堂さんの、通な京都の歩き方を紹介していただきました。全編は、youtubeチャンネル「京都館会議・小山薫堂が絶賛する京都のオススメの10箇所」でご覧いただけます。
Share