能楽観世流大江家の能楽堂。
京都にはお能や狂言といったものを生業にしている人が多く、一般の方でもそういうことを習い事としている人が多い。
そして週末になればどこかでそういう舞台を観ることができる。
祇園町にある老舗のバー。
カウンターに座る人生の大先輩たちに気後れしながらも
端にちょこんと座ってマスターや女将さんらの話を聞きながらハイボールをすすれば
なんだかいっぱしの大人になったような気がする。
宮川町の千代豆腐店さんは昔ながらの豆腐屋さんで、大豆の味が濃くておいしい。
京都の「おとうふ」は他の街とは違います。
すりおろしたしょうがとネギがあればこれに勝る食べ物はない。
荒神口のうどん屋、天狗。
ささめんという自家製の中華麺が名物だけど、お品書きをみるとあれもこれも食べたくて迷う。
特に昼の定食、なかでも日替わりはお店の「これおいしいから食べてほしい」という気持ちがひしひしと伝わってくる。
次はこれ食べなあかんとなる恐ろしいお店。
京都でなんかしら催しがあったりして、みんなが食べるお弁当となるといくつか定番があります。
それはちょっとした合間にぱっとつまめるものが多い。
その中でも中村屋さんの助六やとひときわうれしい。
小さめの海苔巻きといなりが並んだ姿はなんとも美しく、包みをといて掛け紙を外すまでのワクワクがなんとも言えません。
※前日までに電話で要予約。持ち帰りのみ。
哲学の道から一乗寺方面に流れる、琵琶湖疎水の分線である白川疎水。
京都で南から北へ流れる珍しい川。
銀閣寺あたりから北白川まで、この疎水沿いが私と犬の散歩道。
春は桜、秋は紅葉と季節のうつろいを感じながらボチボチ歩くのがよろしい。