京都100年かるた

京都「津之喜酒舗」錦市場の真ん中、人々で賑わう酒屋
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ハートが楽しい

2023年1月、人足の戻ってきた錦市場の真ん中。これまた人々で賑わう津之喜酒舗がある。日本酒、洋酒、地ビール、焼酎…見ているだけでハートが飛び上がり跳ね上がる。200年にわたって、酒屋一筋の津之喜酒舗。観光の人も地元の人も、ここに行ったらイイのが見つかる。そう信じてる。
わたしもちゃっかり、何度も美味しいお酒を見つけているのはまた別の話。

夢みるお酒

私が初めて津之喜酒舗に行ったのは、20歳になりたてのころ。東京の友人に会いに行くのでお土産を買いに行ったのだが、こんな小娘にも時間をかけて沢山のお酒を教えてくれた。日本酒についてお話していただいて、磨き方と歩合で味がびっくりするほど違うことを知った。わたしの夢のひとつに、自分の手で日本酒を造ることが決まったのはこの日のこと。

ふさわしい時間、ふさわしいお酒

読者の皆さんは、どんな時に、どんなところへお酒を買いに行くのだろう。わたしはもっぱらスーパー、コンビニが多いのだけど、津之喜酒舗に行くときは決まって、大切な人と、大切な時間を過ごす時。その時間を頭に浮かべて買うから楽しい。もっと日常的に買いたいけど、それはもう少し自分が大人になってからで良い。
どんな人にもふさわしい時間とお酒はあるはずだから。

津之喜酒舗

場所:〒604-8055 京都市中京区錦市場富小路東入ル194
営業時間:10:00〜18:00
定休日:毎月第二水曜日

かるた

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