浄土寺のバス停から降りて徒歩3分、親子2代で受け継がれている「喫茶白河」があります。
「喫茶白河」のモーニングセットはA・B・Cの3種類。モーニングCセット(¥700)を注文しました。
大きなお皿にボリューム満点のモーニング!ハムエッグ…サラダ…ポテトサラダ…どれから食べるか迷った挙句、王様の椅子に鎮座したような佇まいのトーストから食べました。
焼きすぎず、ふわっふわ、もちもちの分厚いトーストに感動!甘さ控えめのバターが少し塗られているだけで、トーストの甘みが引き立っています。
店主さんに言うと、トーストの上にジャムを塗ってくれるそうです。何ジャムかはお楽しみ。
トーストの下にまで敷かれている大盛りサラダはシャキシャキで、ドレッシングがたっぷり。ポテトサラダもついていて、朝から少し贅沢な気分になります。
コーヒーはドリップで淹れているそうで、少し苦味がありますが、コクが深いコーヒーです。
Cセットの中で店主さん1番のこだわりはハムエッグ。絶妙な半熟具合で、割ると黄身がトロッとでてきます。塩を振りかけても良し。パンに乗せて食べるのも良し。色々な食べ方が楽しめて、飽きないモーニングです。
私が好きなポイントは、おかずもお皿も洋風なモーニングにも関わらず、フォークナイフではなく、割り箸でいただくのが渋くてカッコ良いなと思います。
このキッチンカウンターもゲキ渋です。
更新されないブルーのメニュー写真、変わらない食器と椅子。料理が運ばれるまでの間、店内を見渡すだけで時間が過ぎます。
店主さん、常連さん皆おしゃべりで、静かで楽しいひとときを過ごすことができます。
今回お話を聞いたのは店主の三宅好子さん。そして、娘の松井幸子さんと、夫の利行さんです。
「お正月以外は休まない!」と喫茶店のお仕事が大好きな好子さん。年齢を感じさせない若々しさと、笑顔が可愛らしいおばあさまです。
住所:〒606-8412 京都府京都市左京区浄土寺馬場町 67
営業時間:9:00〜21:00(モーニング 9:00〜11:00)
定休日:不定休
アクセス:京都市営バス 浄土寺から徒歩3分
電話番号:075-751-9825
「喫茶白河」の奥2席は、インベーダーゲームと麻雀ができる席があります。昔はゲームをするために訪れるお客さんも多かったとか。
毎月の彩りに
ヤマシタコーヒー