

今回は、京都市動物園を訪問!!
京都市動物園の坂本英房園長のご案内のもと、
京都市動物園を掘り下げます。
第1回目は、京都市動物園の歩みやライオン、ツシマヤマネコについてご案内いたします。



小山京都館チャンネル今日もよろしくお願いします。
今回、我々は京都市動物園にやってきました。
来たことはありますか?
酒井薫堂さんは?
小山僕は年間パスポートを持ってますよ。
酒井なんで!?笑
小山家が近いんでね。
酒井じゃあ来ることがあるんですか。
小山もう間もなく切れますけど、一回しか使えてない。
酒井もったいない!僕の家族にくださいよ。笑
僕も何回か来たことあります。子どもと来たことはないんですけど。
小山でも本当いいですよね、ここ。
酒井新しくなってね。
小山今日はなんと園長が直々にご案内下さるということで。
酒井園長会ったことあるんですか?
小山僕ないです、初めて。
だから、きっと普段は見られないようなところも見られるんじゃないかなと。
酒井聞きたいこと結構ありますね、園長には。
例えばウ○コどうしてるんですか?
小山笑笑
酒井気になりません?多分ゾウってたしか1日100 Kg ぐらいウン○するんですよ。💩
小山うそぉ〜!!
酒井本当です!確認しましょう。
小山それは絶対ないと思う。100kgするはずないです。
酒井100kgするんですよ!!
小山絶対ない!
酒井また賭けますか?
小山賭けましょう。じゃあ、この 2階の自然食ビュッフェの旬菜食健ひな野さんが美味しいからそれをおごるわけだわね。
酒井はい。その動物の○ンチをどうしてるのかすごく気になるんです。
フラミンゴにしてもするじゃないですか、みんな。
小山じゃあ、それはぜひ園長に聞いてみましょう。
ちなみに、1 頭のゾウが100kgするんですよね?
酒井そうです。
小山わかりました。
じゃあ動物園の中に行ってみたいと思います。
酒井行きましょう!
→駆けの結果はVol.4で…!!


京都市動物園園長 坂本さんと合流
坂本園長の坂本です。早速、園内ご案内します。
京都市動物園は明治36年に開園していて日本で2番目に開園したんですよ。
小山一番は上野動物園。やっぱそうよね。
坂本ただね、上野動物園は当時は今でいう宮内庁の所管で国の動物園だったんですけれども、京都市動物園は実は大正天皇がご結婚される時に市民の皆さんがお金を集めてくださって。
併せて1万4000円を京都市に寄付して、何か記念になる事業というふうな形の寄附だったんです。
酒井京都市の市民ですか?
坂本京都市の市民です。その人たちの寄付金と、議会でいろんな議論の末に動物園をつくることになって。3万円でつくったのがこの動物園なので、半分ぐらいは市民の寄付金でできた。
小山ほえ〜!
坂本市民の手による動物園としては多分日本で初めてと言えるかもしれないです。
酒井お〜!すごい👏

小山戦時中とかどうなったんですか?
坂本戦争を経験した動物園なので、やっぱり殺処分になった動物たちもいるんですが…
→戦時中の悲しいお話は YouTube で…
酒井冒頭から悲しいお話ですね…。
小山園長ちょっと気になったのがあるんですけど、この『ライオンの飼育を行いません」って何ですか?
空のライオンの檻が気になる薫堂さん
坂本実はですね、ここでおじいちゃんライオンを飼育をしてたんです。
26歳手前で亡くなったんですけれども、そのおじいちゃんと高齢のメスを最初は一緒に飼ってたんです。
酒井はい。
坂本それでここをリニューアルするときに、その2頭のライオンを飼育する施設として作ったんですけど、もう実のところライオンって群れを作るので本当だったら複数のメスと一頭のオスを飼育するというのがスタンダードなので、ちょっとそれをするには狭すぎて…
ですからもうライオンの飼育はうちではできないということで撤退しました。元々、猫の仲間は基本的には一人暮らしでライオンだけが唯一群れを作るんですけども、群れでの社会生活を送らせることができないので、うちでは断念しようと。
小山へえ〜。(納得)
これ何ですか?『安楽死』?

薫堂さんが見つけた安楽死の貼り紙
坂本実はそのナイルくんていうおじいちゃんライオンは非常に高齢で、日本では一番だし、もう少しで世界一の高齢になるところだったんです。
けれども、やはり年齢とともに老いが進んで痩せてもきます。見た目も少しかつて若い頃に比べると、衰えが見えてくる段階なんですね。
すると、海外の方から「なんてかわいそうな展示をするんだ。」「安楽死をしてあげた方がいいんじゃないか。」っていう意見をたくさん寄せられたんですけれども…
→果たして京都市動物園がとった対応とは?
ナイルくんの最期や珍しく動いているツシマヤマネコなど、続きは YouTube で…!!
酒井洋輔(京都芸術大学 京都伝統文化イノベーション研究センター長/デザイナー)
坂本英房(京都市動物園園長)